日本は四季のはっきりした国と言われており、豊かな季節変化を持っています。
仙人が飛翔した伝説もある昇仙峡は秋の紅葉で有名ですが、四季を通じて色々な顔を見せてくれます。
昇仙峡と昇仙峡周辺の四季の風景を写真家の塚原富幸氏にご協力いただきご紹介します。
※写真は随時更新致します。
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4月の中旬には渓谷道沿いにはミツバツツジの群生が見られ、川沿いに見えるミツバツツジと5月上旬には新緑のコントラストが綺麗に見られます。
水晶発祥の地と言われる昇仙峡では水晶を御神体とした金桜神社があり、例年4月末にはピンクの桜と黄色のウコン桜を一緒に見る事ができます。
春には昇仙峡近くの武田の杜からは甲府盆地の夜景と桜を同時に見るスポットもあります。
日本滝百選にも選ばれている昇仙峡の仙娥滝では2013年より夏季限定でライトアップを行っている。
光に照らし出された階段を降りて進んでいくと昼間とは違った神秘的な滝をご覧いただけます。
奥昇仙峡の荒川渓谷では、昔から変わることのない原風景が、どこか懐かしさを感じさせ時の流れを忘れさせてくれます。
夏の暑い日差しの中で渓谷沿いの道から上を見上げると切り立った岩壁の間から綺麗な青空が顔を覗かせています。
能泉湖から見る昇仙峡の紅葉は赤・黄色・橙など綺麗に輝き、地元では七色の色付くと言われています。
昇仙峡の渓谷沿いから見上げる覚円峰はまた違った雰囲気を持ち雄大な景色を楽しむ事が出来ます。
影絵の森美術館より奥に位置する奥昇仙峡には豊かな自然に守られた大滝があります。自然の中の渓谷道を進むと絶景がご覧いただけます。
影絵の森美術館より奥に位置する奥では荒川の源流である荒川渓谷があり、平成の名水百選にも選ばれている透明度の高い水は冷たい外気にさらされて輝いて見えます。
昇仙峡より甲府駅方面に下り、大きなカーブを抜けると眼下に甲府盆地が広がり、山々の上から雪化粧をした富士山が甲府盆地を見守るようにそびえています。
撮影 (塚原富幸/写真家)