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「葛飾北斎」

「冨嶽三十六景展」

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葛飾北斎

江戸本所割下水(現在の墨田区・両国付近)に生まれる。

19歳の時、浮世絵界きっての巨匠・勝川春勝に入門し「春朗」と号して役者絵などを描いた。のち狩野派をはじめ、大和絵や琳派、雲舟流、中国画など各種の流派や画風を学習し、自分の作風へ吸収していった。なかでも西洋画の影響は大きく、陰影法や遠近法を駆使した風景画はやがて名作「凱風快晴」を含む「冨嶽三十六景」へと大成していく。

北斎の旺盛な制作意欲は、肉筆美人画、狂歌絵本、読本挿絵など多分野に注がれ、「北斎漫画」全15冊、「冨嶽百景」全3冊などを次々に生み出した。北斎は、生涯に亘って何事においても一点に安住することなく、自己改造・自己変革に努め、改号すること30回以上、転居すること93回という奇行は伝説的ですらある。

新しい表現の追求と旺盛な想像力のもとに生み出された作品は、西洋の画家たちに大きな影響を与え、今なお世界で最も有名な日本人画家のひとりとして記憶されている。

略歴

1760年頃(宝暦10年)武蔵国葛飾郡本所(現・東京都墨田区)にて貧しい百姓の子として生まれる

1764年(宝暦14年)貸本屋の丁稚、木工彫刻師の従弟をやる

1778年(安永7年)浮世絵師・勝川春章の門下となる。このころ狩野派や唐絵、西洋画などあらゆる画法を学ぶ

1795年(寛政7年)「北斎宗理」の号を用いる

1802年(享和2年)狂歌絵本「画本東都遊」刊行開始

1805年(文化2年)「葛飾北斎」の号を用いる

1812年(文化9年)関西方面へ旅行

1814年(文化11年)「北斎漫画」の初編を発刊

1823年(文政6年)「冨嶽三十六景」の製作開始(1833年に完成)

1834年(天保5年)「冨嶽百景」

1844年(天保15年)「怒涛図」

1849年(嘉永2年)江戸・浅草聖天町の偏照寺境内の仮宅にて没す。享年90歳

葛飾北斎作品集

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凱風快晴

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神奈川沖浪裏

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尾州不二見原

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山下白雨

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甲州石班沢

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甲州犬目峠

 

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